
こちらではいつもの”ダイエット”より広い観点での、「美」(各国の美人の概念)についてお話してみましょう。

国によって「美人」が違うとか、そういうのあるしね。

そうそう。そもそも何故痩せたいのか、そもそものダイエットの目的である「キレイになりたい」とはどうなりたいってことなんでしょうか?
世界各国の美人とは?についてみたいと思います。
日本ではファッション雑誌には目を大きくするような化粧方法や、美白の化粧品など似たような特集が組まれています。
ただ、この「美人」の概念は世界でも同じなのでしょうか?
そこで日本と海外の女性の美について一部の国と比較し徹底検証してみました。
日本女性の「美」って?
日本の「美人」「きれいな人」というと痩せていて、目が大きく・鼻が高くシュッとして肌の色が白いほうがきれいだとされているのが一般的な美意識なようです。
テレビでも欧米系のハーフのタレントさんたちが人気だったりするように、目鼻立ちがはっきりしている方が綺麗とされていますね。
それを後押しするように化粧品もマスカラやキラキラした発色の良いアイシャドウなどしっかり目を強調させるものが売られています。
そして肌も白くするためにみんな紫外線対策を怠らず美白用の化粧品が数多く売ってありますよね?
こんな意識を象徴するかのようになんと世界の整形ランキング※では、全世界でまぶたの整形では2位が日本、そして脱毛に関しては1位なのだそうです。
「目が大きくて肌が白くてツヤツヤ」を望む日本人。
他の国でもそういった人たちが「美人」なのでしょうか?それぞれの地域での「美人」を検証してみましょう。
(※参照ISAPS International Survey on Aesthetic/Cosmetic)
アジアの「美人」も似ている
アジア諸国の美人の概念も非常に似ています。
日本もアジアの国のひとつですから当然といえば当然ですね。
女性は細ければ細いほどよく、目を強調するメイクをします。
そして白いほうが美人とされているため、日差しの強い東南アジアなどでは長袖を着るなどの日焼け対策をする女性が多いようです。
ちなみにお隣、韓国では肌の綺麗さが重視されているため、モチモチすべすべの肌の手入れに余念なく、少しでも白くきれいに見せるため化粧するときはあまりチークは使っていません。
アメリカ・欧米の美人
ではアメリカ・欧米はどうなのでしょうか?
目は大きさよりも形・色がきれいな方が良いとされ、鼻は高すぎると目立ってしまい嫌だと思う傾向にあるようです。
またアンジェリーナジョリーのようなぷっくりとした口唇が人気みたいです。
そして、日本では可愛いとも言われる八重歯ですが、ドラキュラみたいだと言われており、歯並びも大切なため小さい頃から多くの子が歯列矯正するほど歯並びに関しては敏感なのだそうです。
口を大きく開けて笑う欧米・アメリカならではかもしれません。
またスタイルに関しては背が高いほうが美しく、女性が気にするのは胸とおしりだと言われています。
女性らしいボン・キュ・ボン!な体つきこそ最も魅力的なんだそうです。
またアメリカでは褐色系の肌が人気で健康的で美しいとされおり、そばかすや腕のムダ毛などはあまり気にしていないようです。
アジア圏とはまた違った美の価値観ですね。
アフリカの美人
アジアとは正反対でアフリカでは大きな恰幅の良い女性が美しいとされています。
アフリカは経済発展が著しいと入ってもまだ貧しい国なので女性の体型が大きいということは長生きで、健康、そして子供を多く産めるというイメージに繋がるのだそうです。
ただ、都市化してきた一部では西洋化の影響もありダイエットする女性も多いそうですよ。
肌に関してアフリカは黒人が多いとされていますが、黒人の中でも肌の色は様々で漆黒のように黒い人から、すこし薄い茶色の肌の人までいます。
その中でも色が薄ければ薄いほどきれいな人だとされています。
アフリカで売られている化粧品には「美白」を強調したものが人気なのだそうですよ。
美人の価値観まとめ
世界で異なる「美人」の価値観はいかがでしたでしょうか?
アジア以外に目を向けてみるといろいろな美人がいるようですね。
また、その年代によっても「美人」は変わるようで、昔の日本では目が切れ長で細いほうが美人と言われていました!
地域だけでなく年代でも変化していく「美人」の定義。
もしかしたら日本でもこれから先、違う「美人」の概念が生まれているかもしれませんね。